レクサス RX450h シートリペア
レクサスシリーズでよく見かける症状。
セミアリニン本革はとても柔らかく肌触りの良いシートですが、非常にシワやひび割れを起こしやすいのも特徴かと・・・
距離の割には劣化が早く、オーナーさんや業者さんも悩んでいる様です。
業者によって施工方法も様々なのです。兎に角パテを盛り込む! 当然、仕上がり見た目良いが、ツンツルテン・・・ レクサスの様に柔らかいレザーにパテを盛り盛りしたら、盛った所がカチカチで、しまいには色剥げしてパテがペロッと剥がれちゃう! その場しのぎの施工を何台も見てきました。
まず、シワとヒビ割れの違いがある事を理解しないと・・・ シワは癖ですから治りません! 汚く見えるのは表面の塗装割れです。
勿論、伸縮の繰り返しで切れかかっているのもありますが、 手の平のシワと同じ様に癖が消える事はありません。
そこにパテ盛ったって・・・ねぇ・・・? ヒビ割れは、レザーが硬化し始めた箇所が伸縮の繰り返しと擦れにて表面の塗装割れてしまう訳です。
パテを盛っても元の硬化した塗装の上からでは何の意味も無い訳です。
要するに、素材のお勉強をしてから施工方法を考えないといけない訳です。
当社は 後先と素材の特性を考えたリペアを常に目指しております!